ストラテジックインダストリ SA は、通信、メディア、ゲーム業界と、Eコマース、メディア、フィンテックなど様々な事業を展開する デジタルエンタープライズ企業を担当するチームです。個々のお客様ごとに大きく異なるビジネス状況に対して、技術面のパートナーとして、中長期で深く寄り添った支援を行うことが主な業務になります。
その中でメディアのお客様を担当しており、特に放送局のお客様を中心にクラウドを活用したシステム化企画の検討支援から、システム提案、導入に際して技術的な支援をしたり、ハンズオンなどのワークショップをしたりします。メディアチーム活動としては、メディア業界向けイベントの展示を行ったり、セミナーを行ったりします。普段の担当顧客向けの活動の他に、メディア業界全体に対して提案、発信するため、業界展示会での Demo 作成や登壇を行ったり、セミナーを企画、主催します。また業界全体の課題に対し、お客様も交えてご意見をいただくため、各社様に参加いただくラウンドテーブルの企画・開催も行っています。業界展示会( Inter BEE )は毎年 11 月に行われるため、10 月、11 月は展示準備に追われていました。自分の担当としては、AWS ブースではクラウドプレイアウトと、AWS ブースとは別の IP Pavilion という企画展示の中の 14 社をまとめるサブリーダーを務めました。

  • 9:00 ~ 10:30 アカウントチームSync
  • 10:30 ~ 11:30 Media TFC Broadcast Sub Team Sync
  • お昼休憩
  • 13:00 ~ 15:00 お客様ミーティング
  • 15:30 ~ 16:00 マネージャーとの1on1
  • 17:00 ~ 18:00 マイグレーション案件戦略会議
  • 間の時間で、Inter BEE デモ展示準備

放送局で放送設備の設計構築・運用、番組コンテンツを管理するシステムの設計構築・運用を行っていました。
放送局の心臓部と呼ばれるマスター設備を、放送事故なく運用できるように設計したり、放送・配信・番組販売のコンテンツの出口に対して効率よく番組コンテンツを供給するシステムの構築になります。
Inter BEE に関しては、今まで展示を見て回る側だったのですが、展示を準備して説明する立場に変わったのが、大きな違いです。準備が大変な分、Inter BEE AWARD 受賞して嬉しかったり楽しみも多いです。

メディア業界、放送業界特有のドメイン知識を持っていることで、お客様の話している内容だったり、お困り事だったりの理解が早いです。クラウドを活用したシステムを構築して、AWS Summit や AWS re:Invent で発表していたりするので、その時の経験談も活かせる内容です。

これまで転職したことがなく、一社一筋だったこともあり、自分の活動の幅を広げる為、そして見聞きしていた海外事例に近づく為に転職しました。

AWS が好きな人、メディアが好きな人、好きなものを仕事にしてみませんか。


私はゲームアソシエイトソリューションアーキテクト(アソシエイト SA)として中途入社しました。ゲーム業界に特化した SA として、大手から中小のゲーム会社をチーム内で全般的に担当し、作業を分担しております。最初はアソシエイト SA が一人で大手のゲーム会社を担当することがなく、基本的に一人の先輩 SA についてお客様のサポートを共に行う形になります。徐々にお客様対応の経験を積むと一人でお客様を担当するようになります。インディーゲームから 、膨大な開発費を投入して作られた AAA タイトルゲームまで、様々なゲームを支えているアーキテクチャを知ることができるのはやりがいを感じます。日本側の Game チームは海外の Game チームと頻繁に連携しているので、 Best Practices の共有会を開催し、海外の人気タイトルのアーキテクチャや事例を知ることもできます。
そして、自分がサポートしたお客様のゲームタイトルが無事にリリースされた日は本当に喜びを感じます。どのタイトルがリリースされたのかをチーム内で共有し、一緒に事前登録してプレイすることもあります(笑)。子どもの頃は海外で日本発のゲームをプレイしていましたので、SA としてクラウドを活用して日本のゲーム業界を改革し、開発・運用をサポートしたタイトルは海外でも人気を博し、多くの人にプレイされるように努力していきます。

  • 9:00 ~ 10:00 チーム Weekly Report レビュー
  • 10:00 ~ 11:00 資料準備
  • 11:00 ~ 12:00 お客様ミーティング
  • 12:00 ~ 13:00 お昼休憩
  • 13:00 ~ 15:00 技術デモンストレーション準備
  • 15:00 ~ 15:30 マネージャーとの 1on1
  • 15:30 ~ 17:30 ゲーム業界における生成 AI ワークショップ
  • 17:30 ~ 18:00 業界動向研究と自己啓発

前職はモバイルエンジニアとして、主に通信系な Android・iOS アプリの開発を担当していました。具体的には、上流工程での要件定義や設計から始まり、設計に基づいてプログラミングを行い、実装し動作確認を完了させるという一連の流れを担当していました。そして、最終的に Google Play や App Store でのリリース作業まで一貫して経験しました。また、Selenium や Appium などのテスト自動化ツールを導入することで、開発プロセスを効率化にも取り組んでいました。
Android と iOS のバージョンはほぼ毎年アップデートされているため、逐次にキャッチアップする必要があります。そのため、毎年開催される Google I/O や Apple WWDC といった開発者向けのカンファレンスを視聴し、公式サイトのドキュメントを活用して最新の情報を把握していました。また、業務外では App Dojo や DroidKaigi などのカンファレンスにも積極的に参加し、他社のエンジニアから貴重な経験談を聞いたり、新たな気づきを得ることができました。

SA の役割はお客様の技術的な課題を解決し、お客様のビジネス成長を支援することです。具体的にはアーキテクチャのレビュー、ハンズオンや勉強会などを開催しています。そのほかにも、AWS ユーザの方々に AWS の役立つソリューションや Tips を広めるためにイベントでの登壇やブログ記事の執筆を行なっています。そのなかで、日本の SA による身近なテーマで実践的なクラウドベストプラクティスを解説する、初心者の AWS デベロッパー向けのウェブマガジン「builders.flash」というものがあります。 私も何本かゲームのノウハウについての記事を執筆していますが、ゲームで使用する技術は専門性のある内容だというイメージが強く、ゲームに特化した builders.flash の記事は閲覧数があまり伸びないという課題がありました。実際は、汎用的に役立つ技術について解説していたりするので、出来るだけ多くの人に読んでもらいたいという思いがあります。私自身、プライベートで絵を描くことが好きということもあり、記事の中で解説用のイラストを描いて、より読みやすいコンテンツにするなど工夫しています。
他にも、AWS for Games の Build、Run、Grow の 3つの柱に沿って、より早くてスマートなゲーム開発や運営ができるように記事を作成し解説しています。記事の中で紹介したコンテキストをより具体的にイメージしやすくするために、お客様からの質問や要望を直接ヒアリング出来る場を設けようと、 AWS for Games Live というオフラインのイベントを開催しました。普段は会えないお客様にも参加頂くことができ、お客様からも大好評でした。これからもお客様と一緒にゲーム業界を盛り上げられるような活動を継続していきたいと思います。