旧世代のインスタンスの理由
お客様のアプリケーションが旧世代のインスタンス用に最適化されており、アップグレードはまだこれからという場合でも、AWS では、それらの旧世代のインスタンスを提供しています。旧世代のインスタンスも引き続き完全にサポートされており、機能も現行世代と違いがありません。旧世代のインスタンスは、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI ツール、および EC2 API ツールから入手できます。
アップグレードパス
最高のパフォーマンスを得るために最新世代のインスタンスのご利用をお勧めしていますが、新しいインスタンスが発表された後も旧世代のインスタンスのサポートは継続します。現在、旧世代のインスタンスを利用しており、最適なアップグレードについてお知りになりたい場合は、下記の表を参照して、最新世代のインスタンスにどのような利点があるのかをご確認ください。
インスタンス | ファミリー | アップグレードパス |
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T1 汎用 T3 T4g T3a いいえ 新世代プロセッサ 有 有 有 いいえ AWS Nitro System を使用して構築 有 有 有 非常に低 ネットワークパフォーマンス 5 Gbps 5 Gbps 5 Gbps いいえ 大きいサイズの入手可能性 有 有 有 -
M1 汎用 M7i M7g M7a いいえ 最新プロセッサ
有 有 有 いいえ AWS Nitro System を使用して構築
有 有 有 高 ネットワークパフォーマンス 50 Gbps 30 Gbps 50 Gbps いいえ 拡張ネットワーキング 有 有 有 -
M3 汎用 M7i M7g M7a いいえ 最新プロセッサ
有 有 有 いいえ AWS Nitro System を使用して構築
有 有 有 高 ネットワークパフォーマンス 50 Gbps 30 Gbps 50 Gbps いいえ 拡張ネットワーキング 有 有 有 有 SSD ストレージ いいえ 無 いいえ -
I2 から I3 へ
I2 インスタンスと比較すると、I3 インスタンスでは、I/O パフォーマンスは 4 倍を超え、ディスクスループットは 2 倍を超えており、CPU あたりの SSD は 18% 増加しています。I3 インスタンスでは、NVMe (Non-Volatile Memory Express) ベースの SSD が提供され、I2 よりも低いディスクレイテンシーを実現します。I3 は、すべての EC2 インスタンスの中で読み取り IOPS あたりの料金が最も安くなっています。
I2 I3 いいえ 最新の Intel Xeon プロセッサ はい 良い インスタンスごとのストレージ さらに良い いいえ 高性能 NVMe インスタンスストレージ はい いいえ ENA に対応 はい いいえ 最大 15.2 TB のストレージでサイズを拡張 (16.xlarge) はい 良い インスタンスストレージの GB あたりの料金 さらに良い 良い IOPS あたりの料金 最良 -
M2/CR1/R3 から R4 へ
R4 ファミリーのインスタンスには、最新の Intel Xeon プロセッサ、最大 488 GiB の RAM、EBS 最適化 (デフォルト)、最大 25 Gbps の低レイテンシーかつ低ジッターな拡張ネットワーキングといった特徴があります。さらに、R4 の RAM は 1 GiB あたりの料金が旧世代のインスタンスよりも低料金です。
M2/CR1 R3 R4 いいえ いいえ 最新の Intel Xeon プロセッサ はい いいえ はい 拡張ネットワーキング はい CR1 のみ はい SSD ベースのインスタンスストレージ いいえ (EBS 最適化がデフォルト) 良い さらに良い 持続メモリ帯域幅 最良 良い さらに良い I/O パフォーマンス 最良 良い さらに良い 各インスタンスのメモリ 最良 良い さらに良い RAM の GiB あたり価格 最良 -
HS1 から D2
Xeon E5-2676 v3 (Haswell) プロセッサを搭載した D2 インスタンスは、処理能力とクロック周波数が向上しており、HS1 インスタンスに比べて、メモリが 2 倍以上になり、EC2 拡張ネットワーキングが向上し、提供されるストレージオプションが増えました。最大の D2 インスタンスである d2.8xlarge は、最大 48 TB のインスタンスストレージを搭載し、2 MiB のブロックサイズで最大 3.5 GBps の読み取りおよび 3.1 GBps の書き込みディスクスループットを提供できます。D2 は、すべての Amazon EC2 インスタンスの中でディスクスループットあたりの料金が最も安くなっています。
HS1 D2 いいえ 最新の Intel Xeon プロセッサ [Yes (あり)] 良い 各インスタンスのメモリ さらに良い いいえ 拡張ネットワーキング はい 良い ディスク読み取り/書き込みパフォーマンス さらに良い 良い ディスクパフォーマンスあたりの料金
最良 良い さらに良い 各インスタンスのメモリ 良い さらに良い RAM の GiB あたり価格 -
G2 から G3 へ
G3 では、マルチモニタのサポート、H.265 (HEVC) エンコーディング、強化されたグラフィックレンダリングエフェクト、NVIDIA GRID Virtual Workstation 機能、強化されたネットワーキングといった、G2 にはない機能が提供されています。
G2 インスタンスと比較すると、G3 インスタンスでは GPU のパワー、プロセッサの処理速度、ホストメモリの容量、ネットワークの速度、EBS パフォーマンスのすべてが強化され、インスタンスサイズも 1 種類追加されました。
G2 G3 良い GPU
さらに良い いいえ マルチモニタサポート
はい いいえ H.265 (HEVC) エンコーディングサポート はい いいえ NVIDIA GRID Virtual Workstation 機能 はい いいえ 最新の Intel Xeon プロセッサ [Yes (あり)] [No (なし)] 拡張ネットワーキング はい -
A1 から C7g
Amazon EC2 C7g インスタンスには、最新世代の Graviton プロセッサーが搭載されています。計算量の多いワークロードを実行するのに最適です。
A1 C7g いいえ Amazon Linux 2023 サポート
はい はい 1:2 の仮想 CPU のメモリ比率 はい 最大 10 Gbps ネットワークパフォーマンス 最大 30 Gbps 最大 3,500 Mbps EBS パフォーマンス 最大 20,000 Mbps いいえ 最大 16 xlarge はい 良い 料金パフォーマンス 最良 -
A1 汎用 C7g M7g C6g A1 C7g いいえ Amazon Linux 2023 サポート
はい はい 1:2 の仮想 CPU のメモリ比率 はい 最大 10 Gbps ネットワークパフォーマンス 最大 30 Gbps 最大 3,500 Mbps EBS パフォーマンス 最大 20,000 Mbps いいえ 最大 16 xlarge はい 良い 料金パフォーマンス 最良 A1 C7g いいえ Amazon Linux 2023 サポート
はい はい 1:2 の仮想 CPU のメモリ比率 はい 最大 10 Gbps ネットワークパフォーマンス 最大 30 Gbps 最大 3,500 Mbps EBS パフォーマンス 最大 20,000 Mbps いいえ 最大 16 xlarge はい 良い 料金パフォーマンス 最良
EBS インスタンスの場合、インスタンスタイプをコンソールから変更できます。こちらのガイドに従って、インスタンスを停止してから再起動してください。インスタンスが停止したら、データのスナップショットを取り、コンソールの [Action] ボタンを使用して、[Change Instance Type] を選択します。
旧世代のインスタンスの詳細と料金
最新のインスタンスと同じように、旧世代のインスタンスでも、長期契約に縛られずにコンピューティング能力の料金を時間当たりでお支払いいただけます。これにより、ハードウェアのプランニング、購入、維持に伴うコストや手間が省け、高額な固定費となりがちな運用コストも、より安価な変動費に抑えることができます。
以下の価格には、指定されたオペレーティングシステム上でプライベートやパブリックな AMI を稼動させるためのコストが含まれています (Windows インスタンスの使用料は、Windows Server® 2003 R2、2008、2008 R2、2012 に適用されます)。また Amazon では、Amazon EC2 で実行する Microsoft Windows と SQL Server、Amazon EC2 で実行する SUSE Linux Enterprise Server、Amazon EC2 で実行する Red Hat Enterprise Linux、および IBM プラットフォーム向け Amazon EC2 用に、料金体系が異なる別のインスタンスも利用できます。
旧世代インスタンスの詳細
インスタンスファミリー | インスタンスタイプ | プロセッサアーキテクチャ | vCPU | メモリ (GiB) | インスタンスストレージ (GB) | EBS 最適化利用 | ネットワークパフォーマンス |
汎用 | m1.medium | 32 ビットまたは64 ビット |
1 | 3.75 | 1 x 410 | - | 中 |
汎用 | m1.large | 64 ビット | 2 | 7.5 | 2 x 420 | はい | 中 |
汎用 | m1.xlarge | 64 ビット | 4 | 15 | 4 x 420 | はい | 高 |
汎用 | m3.medium | 64 ビット | 1 | 3.75 | 1 x 4 | - | 中 |
汎用 | m3.large | 64 ビット | 2 | 7.5 | 1 x 32 | - | 中 |
汎用 | m3.xlarge | 64 ビット | 4 | 15 | 2 x 40 | はい | 高 |
汎用 | m3.2xlarge | 64 ビット | 8 | 30 | 2 x 80 | はい | 高 |
汎用 | m4.large | 64 ビット | 2 | 8 | EBS のみ | 有 | 中 |
汎用 | m4.xlarge | 64 ビット | 4 | 16 | EBS のみ | 有 | 高 |
汎用 | m4.2xlarge | 64 ビット | 8 | 32 | EBS のみ | 有 | 高 |
汎用 | m4.4xlarge | 64 ビット | 16 | 64 | EBS のみ | 有 | 高 |
汎用 | m4.10xlarge | 64 ビット | 40 | 160 | EBS のみ | 有 | 10 ギガビット |
汎用 | m4.16xlarge | 64 ビット | 64 | 256 | EBS のみ | 有 | 25 ギガビット |
コンピューティング最適化 | c1.medium | 32 ビットまたは64 ビット |
2 | 1.7 | 1 x 350 | - | 中 |
コンピューティング最適化 | c1.xlarge | 64 ビット | 8 | 7 | 4 x 420 | はい | 高 |
コンピューティング最適化 | c2.8xlarge | 64 ビット | 32 | 60.5 | 4 x 840 | - | 10 ギガビット |
コンピューティング最適化 | c3.large | 32 ビットまたは 64 ビット | 2 | 3.75 | 2 x 16 | - | 中 |
コンピューティング最適化 | c3.xlarge | 64 ビット | 4 | 7.5 | 2 x 40 | はい | 中 |
コンピューティング最適化 | c3.2xlarge | 64 ビット | 8 | 15 | 2 x 80 | はい | 高 |
コンピューティング最適化 | c3.4xlarge | 64 ビット | 16 | 30 | 2 x 160 | はい | 高 |
コンピューティング最適化 | c3.8xlarge | 64 ビット | 32 | 60 | 2 x 320 | - | 10 ギガビット |
コンピューティング最適化 | c4.large | 64 ビット | 2 | 3.75 | EBS のみ | 有 | 中 |
コンピューティング最適化 | c4.xlarge | 64 ビット | 4 | 7.5 | EBS のみ | 有 | 高 |
コンピューティング最適化 | c4.2xlarge | 64 ビット | 8 | 15 | EBS のみ | 有 | 高 |
コンピューティング最適化 | c4.4xlarge | 64 ビット | 16 | 30 | EBS のみ | 有 | 高 |
コンピューティング最適化 | c4.8xlarge | 64 ビット | 36 | 60 | EBS のみ | 有 | 10 ギガビット |
メモリ最適化 | m2.xlarge | 64 ビット | 2 | 17.1 | 1 x 420 | - | 中 |
メモリ最適化 | m2.2xlarge | 64 ビット | 4 | 34.2 | 1 x 850 | はい | 中 |
メモリ最適化 | m2.4xlarge | 64 ビット | 8 | 68.4 | 2 x 840 | はい | 高 |
メモリ最適化 | r3.large | 64 ビット | 2 | 15.25 | 1 x 32 | - | 中 |
メモリ最適化 | r3.xlarge | 64 ビット | 4 | 30.5 | 1 x 80 | はい | 中 |
メモリ最適化 | r3.2xlarge | 64 ビット | 8 | 61 | 2 x 160 | はい | 高 |
メモリ最適化 | r3.4xlarge | 64 ビット | 16 | 122 | 1 x 320 | はい | 高 |
メモリ最適化 | r3.8xlarge | 64 ビット | 32 | 244 | 2 x 320 | - | 10 ギガビット |
メモリ最適化 | r4.large | 64 ビット | 2 | 15.25 | EBS のみ | 有 | 最大 10 |
メモリ最適化 | r4.xlarge | 64 ビット | 4 | 30.5 | EBS のみ | 有 | 最大 10 |
メモリ最適化 | r4.2xlarge | 64 ビット | 8 | 61 | EBS のみ | 有 | 最大 10 |
メモリ最適化 | r4.4xlarge | 64 ビット | 16 | 122 | EBS のみ | 有 | 最大 10 |
メモリ最適化 | r4.8xlarge | 64 ビット | 32 | 244 | EBS のみ | 有 | 10 |
メモリ最適化 | r4.16xlarge | 64 ビット | 64 | 488 | EBS のみ | 有 | 25 |
ストレージ最適化 |
i2.xlarge |
64 ビット |
4 |
30.5 |
1 x 800 |
はい |
中 |
ストレージ最適化 |
i2.2xlarge |
64 ビット |
8 |
61 |
2 x 800 |
はい |
中 |
ストレージ最適化 |
i2.4xlarge |
64 ビット |
16 |
122 |
4 x 800 |
はい |
高 |
ストレージ最適化 |
i2.8xlarge |
64 ビット |
32 |
244 |
8 x 800 |
- |
10 ギガビット |
マイクロ | t1.micro | 32 ビットまたは64 ビット |
1 | 0.613 | EBS のみ |
- | 非常に低 |
旧世代オンデマンドインスタンスの料金
別途記載がない限り、表示される料金には付加価値税、消費税など、一切の税金等および関税は含まれません。日本の居住者であるお客様が AWS をご利用になった場合には、料金と併せて別途消費税をご請求させていただきます。詳細はこちら。
EC2 の使用は、1 秒ごとに課金されます (最小課金時間は 60 秒)。同様に、EBS ボリュームのプロビジョニング済みストレージも、1 秒ごとに課金されます (最小課金時間は 60 秒)。秒単位の課金は以下で起動されるインスタンスに適用されます。
- オンデマンドの予約済みスポットフォーム
- すべてのリージョンとアベイラビリティーゾーン
- Amazon Linux および Ubuntu
旧世代リザーブドインスタンスの料金
リザーブドインスタンスでは容量を予約することができるため、必要な時に予約している分だけインスタンスを起動できるという安心感を持つことができます。リザーブドインスタンスの料金お支払い方法は「前払いなし」、「一部前払い」、「全前払い」の 3 つがあり、前払いする金額と実効時間単価とのバランスを取ることができます。
下記の表に示すリザーブドインスタンスの料金は、AWS から直接購入した場合の料金です。表に示した Linux と Windows オペレーティングシステム用のリザーブドインスタンスの他に、SUSE Linux Enterprise Server を実行する Amazon EC2、Red Hat Enterprise Linux を実行する Amazon EC2、Microsoft SQL Server を実行する Amazon EC2 用のリザーブドインスタンスもあります。ハードウェア専有リザーブドインスタンスも提供されています。
*これはリザーブドインスタンス期間全体の月別お支払額の平均です。毎月の実際のお支払額は、その月の実際の時間数に時間使用料金を掛けて計算した金額、またはその月の実際の秒数に、3600 で除算した時間使用料金を掛けて計算した金額に相当します。これは、実行する EC2 インスタンスタイプに応じて決まります。時間単位のご利用単価は、リザーブドインスタンス期間全体の月別お支払額の合計をリザーブドインスタンス期間全体の総時間数 (1 年は 365 日とする) で除算したものに相当します。
** 実効時間単価は、オンデマンドの料金と比較したリザーブドインスタンスのコスト削減額の計算に役立てていただくためのものです。リザーブドインスタンスを購入すると、選択したリザーブドインスタンス期間が終了するまでの間、インスタンスを実行するかどうかにかかわらず 1 時間ごとに料金請求が発生します。実効時間単価は、時間あたりの償却されたインスタンスコストを示します。これにより、前払いを含む全期間にわたるリザーブドインスタンスの合計コストが計算され、リザーブドインスタンス期間の 1 時間ごとに分散されます。
旧世代のリザーブドインスタンスは、1 年または 3 年の期間で AWS から直接購入できます。
リザーブドインスタンスマーケットプレイスで出品されているリザーブドインスタンスの期間は 1 か月から 36 か月までがあり、自由に選択して購入できます (出品状況によります)。
どちらの場合も、インスタンスごとの 1 回限りの料金は払い戻し不可能です。ニーズが変化した場合は、追加料金なしで、リザーブドインスタンスを同じリージョン内の別のアベイラビリティーゾーンに移行することや、ネットワークプラットフォームを変更できます。Linux/UNIX リザーブドインスタンスの場合は、予約するインスタンスのサイズを同じインスタンスタイプの別のサイズに変更することもできます。
旧世代リザーブドインスタンスでは、リザーブドインスタンスの期間中に使用されたインスタンスに対して請求されます。
Windows インスタンスの場合、リザーブドインスタンス請求のメリットは、1 時間あたり 1 つのインスタンス時間にのみ適用されます。インスタンス時間は、インスタンスが起動されてから 60 分間継続したときか、インスタンスが停止または終了されたときのいずれかが起きた際にに開始します。1 時間は、深夜 0 時から深夜 0 時まで動作する標準的な 24 時間時計と定義され、24 時間に分割されます (たとえば、1:00:00 ~ 1:59:59 が 1 時間です)。
Linux インスタンスの場合、リザーブドインスタンスの料金上の利点は、1 時間当たり最大 3600 秒 (1 時間) のインスタンス使用に適用できます。複数のインスタンスを同時に実行できますが、リザーブドインスタンス割引の利点を受けられるのは 1 時間あたり合計 3600 秒までです。インスタンスの使用が 1 時間あたり 3600 秒を超えると、オンデマンドレートで課金されます。1 時間は、深夜 0 時から深夜 0 時まで動作する標準的な 24 時間時計と定義され、24 時間に分割されます (たとえば、1:00:00 ~ 1:59:59 が 1 時間です)。
Microsoft または Red Hat が設定した Windows や Red Hat Enterprise Linux のライセンス料金が今後引き上げられた場合、その購入済みリザーブドインスタンスについても、時間あたりの使用料金を引き上げさせていただく可能性があります。これは、リザーブドインスタンスのご利用開始時に 1 回限りお支払いいただく料金には影響しません。
Windows の場合、このような変更は 12 月 1 日~1 月 31 日に行われ、少なくとも 30 日前の通知をもって行われます。Red Hat Enterprise Linux の場合、このような変更は少なくとも 30 日前の通知をもって行われます。
時間あたりの使用料金が引き上げられる場合、お客様は新しい時間あたりの使用料金で引き続き Windows または Red Hat Enterprise Linux のリザーブドインスタンスを使用するか、使用している Windows または Red Hat Enterprise Linux のリザーブドインスタンスを Linux/UNIX のリザーブドインスタンスに変換するか、Windows または Red Hat Enterprise Linux のリザーブドインスタンスに支払った前払い料金の按分返金を請求するかを選択できます。
旧世代リザーブドインスタンスは、Linux/UNIX、Windows、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise のオペレーティングシステムでご利用いただけます。オプションとして、Amazon VPC 内にインスタンスを確保できます。料金は上記と同じです。
2015 年 2 月 2 日以降、軽度使用および中度使用のリザーブドインスタンスを AWS から購入できなくなりました。このサービスの詳細については、こちらのページをご覧ください。
EBS 最適化インスタンス
EBS 最適化インスタンスを利用すると、EBS ボリュームに対してプロビジョニングされた IOPS を EC2 インスタンスで最大限に使用できるようになります。EBS 最適化インスタンスは、Amazon EC2 と Amazon EBS の間に専用のスループットを提供するもので、使用されるインスタンスタイプに応じて 500~4,000 メガビット/秒 (Mbps) のオプションが用意されています。この専有スループットにより、Amazon EBS I/O と EC2 インスタンスからの他のトラフィックとの競合を最低限に抑え、EBS ボリュームのパフォーマンスを最大限に引き出します。EBS 最適化インスタンスは、標準ボリュームとプロビジョンド IOPS Amazon EBS ボリュームのどちらとでも利用できるように設計されています。EBS 最適化インスタンスにアタッチされたプロビジョンド IOPS ボリュームは、10 ミリ秒未満のレイテンシーを実現でき、プロビジョニングされた IOPS の ±10% 以内のパフォーマンスを発揮できる時間が 99.9% となるように設計されています。サポートされるインスタンスタイプ別の料金は下記のとおりです。C4 および C5 インスタンスタイプの場合、EBS 最適化はデフォルトで有効になっており、追加料金は発生しません。
EBS 最適化インスタンスの時間単位料金は、サポートされるインスタンスタイプ別の時間単位使用料金とは別に課金されます。
旧世代のスポットインスタンス
Amazon EC2 スポットインスタンスを使うと、AWS クラウド内の使用されていない EC2 キャパシティーを活用できます。スポットインスタンスは、オンデマンド料金と比べ最大 90% の割引料金でご利用いただけます。スポットインスタンスの 1 時間あたりの料金は、スポット料金と呼ばれています。各アベイラビリティーゾーンの各インスタンスタイプのスポット料金は Amazon EC2 によって設定され、スポットインスタンスの長期的な供給と需要に基づいて段階的に調整されます。スポットインスタンスは、容量が利用でき、リクエストの 1 時間あたりの最大料金がスポット料金を超えている場合はいつでも実行されます。スポットインスタンスを起動するには、お客様がスポットインスタンスリクエストを作成するか、Amazon EC2 がお客様に代わってスポットインスタンスリクエストを作成します。スポットインスタンスは、スポットインスタンスリクエストが満たされると起動します。スポットインスタンスは、停止または終了するまで、または Amazon EC2 が中断するまで (「スポットインスタンスの中断」と呼ばれます) 実行されます。
スポットインスタンスの詳細については、こちらをクリックしてください。開始方法についての情報は、こちらをクリックしてください。
以下の表には、リージョンごとのスポットの最低価格とインスタンスタイプが表示されています (5 分ごとに更新)。Linux/Unix と Windows に加え、SUSE Linux Enterprise Server を実行する Amazon EC2 のスポットインスタンスも提供されています。
最新のスポットインスタンス価格を今すぐ確認したい場合は、以下の手順に従ってください。
- AWS マネジメントコンソールにログインします。
- [Amazon EC2] タブを選択します。
- 左のナビゲーションペインで、[Spot Requests] を選択します。
- [Pricing History] を選択して料金表を開きます。料金表はインスタンスタイプごとにフィルタリングできます。