Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) は、クラウド内で規模の変更が可能なコンピューティング性能を利用できるウェブサービスです。開発者がウェブスケールのクラウドコンピューティングを簡単に利用できるよう設計されています。
他のオペレーティングシステムと同じ方法によって、Amazon EC2 で Windows Server を使用できます。Windows Server を実行する Amazon EC2 は、Amazon Elastic Block Store (EBS)、Amazon CloudWatch、Elastic Load Balancing、Elastic IP のような既存の Amazon EC2 機能とシームレスに統合されています。Windows インスタンスは、すべてのリージョンにおいて複数のアベイラビリティーゾーンで使用することができます。
AWS 無料利用枠で、Microsoft Windows Server を実行する Amazon EC2 インスタンスを使用できます。AWS 無料利用枠対象のお客様は、Microsoft Windows Server を実行する t2.micro インスタンスを 1 か月間に 750 時間まで無料でご利用いただけます。AWS 無料利用枠の詳細については、AWS 無料利用枠のページをご覧ください。
Windows Server を実行する Amazon EC2 インスタンスの使用を開始するには、EC2 Windows ガイドをご覧ください。AWS で Windows を使用する方法の詳細については、AWS と Windows のページをご覧ください。
Amazon EC2 によって、お客様の Windows インスタンスを簡単に開始、管理できます。Amazon EC2 では、事前設定された AMI がいくつか提供されています。これによって、数分でインスタンスの実行を開始できます。そうした AMI やそのコンテンツに関する最新リストについては、Windows AMI のページや AMI カタログを参照してください。
AMI の選択後は、AWS マネジメントコンソールを使用して、Amazon EC2 の Windows インスタンスを設定、作成、削除、バンドルできます。さらに、グラフィカルインターフェイスを採用して、Amazon EBS、Amazon CloudWatch、Elastic Load Balancing、Auto Scaling、Elastic IP のような Amazon EC2 のすべての機能を利用できます。AWS マネジメントコンソールの詳細については、AWS マネジメントコンソールのページをご覧ください。管理スクリプトの実装に興味をお持ちのお客様向けに、コマンドラインツール (API ツール) のセットも提供しています。
Windows インスタンスの管理に役立つ高度なトピック (チュートリアル、技術文書、その他のリソースを含む) については、Windows & .NET 開発者センターを参照してください。
AWS のウェブサービス API を使用して、Amazon EC2 リソースを管理することができます。.NET 用 AWS SDK を使用すると、AWS のインフラストラクチャサービス (例: Amazon EC2、Amazon S3、Amazon CloudWatch、Amazon SQS など) をプログラムによって呼び出すことができます。そのため、.NET 内でアプリケーションを構築してデプロイ可能です。
AWS は、一般的に利用可能な AMI 一式を提供します。これには、SQL Server Express、Internet Information Servicees (IIS)、および ASP.NET があらかじめ同梱されており、素早く使用を開始することができます。こうした AMI は、Windows Server を実行する Amazon EC2 向けに使用でき、追加料金は発生しません。多くのお客様が、Web 2.0 および ASP.NET アプリケーションに、これらの AMI を 1 つまたは複数使用しています。
AWS で Windows 環境向けに開発を行う開発者用のリソースの詳細については、Windows & .NET 開発者センターを参照してください。